カメラ(Foveon X3)のある 生活

シグマというレンズメーカーが販売しているデジタルカメラには、Foveonという謎の部品が含まれています。これがマニア心を揺り動かす魔法の部品なんです。

夜の前の都会

昨日に引き続き18-300mmレンズを使っての梅田の夕景です。

 

高倍率ズームでは単焦点ほど解像度も高くないし、周囲は歪むし、色再現性も高くありません。

色再現性はFoveonの性能に頼るにしても、実際に単焦点のほうがいい写真になることが多いです。

 

ただ数多くの単焦点レンズを集めるほどの経済力もなければ、多くのレンズを持ち歩くだけの体力を身につけるのも大変です。

 

なので街撮りでは感性を研ぎ澄まして、人とは違う着眼点で撮ることを心がけています。

 

もっとも才能があるわけではないので、

朝焼けや夕焼けなどの短時間しか見られない風景

早朝や深夜など他の人が目にする機会が少ない時間帯

モノクロにして雰囲気を変える

などの姑息な手段を使ってしまいます。

 

本当に上手い人はこんな手段を使わなくてもいい写真が撮れるので、いつかはそうなりたいものです。

 

※注 姑息な手段なのはいい写真にならないので誤魔化すのが姑息ですからね。表現手段のひとつであれば姑息な手段では無いですからね。

最近はこういう注釈を入れないと、変に揚げ足を取る人も多いので…

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人間模様

午前中に奈良で鹿を撮り、夕方には梅田で夕焼けの街撮りと、忙しい一日でした。

鹿の写真はかなりの数を撮ったので後日に回すとして、まずは梅田の夕景です。

 

以前も同じアングルで撮ったものですが、今回は50mm単焦点ではなく、18-300のズームレンズです。

空の焼け方がイマイチだったため、多少、色調整をして赤を足しています。

 

シャープさを出すために、かなり絞り込んでいるためシャッタースピードが遅くなり、被写体ブレを起こしています。

ですが人それぞれの動きという点では、あまりシャープ過ぎないのもいいのかなと思います。

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昨日に引き続き、鹿です

大して撮れなかったので、昨日と今日で鹿はおしまいです。

 

今度、普通に鹿をメインに撮りに行ってもいいかなと、思い始めています。

それというのも人でも鹿でも、生き物の動きものは勉強になるし、面白い。

鳥とか猫とか何でもいいんですけどね。

 

機械ものは動きはあっても眼が無いので、やっぱり生き物が動いているところがいい。

 

本当はアメリカのように街中での人は自由に撮れるって環境だと、一番いいのでしょうけど、どうも日本は間違った個人情報やプライバシーがうるさいので…

 

奈良の鹿はその点、撮影慣れしていますからね。

モデルとしていい選択かもしれません。

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鹿男、角が無くても凛々しく

最近のカメラはAFでPモードでも、結構よく写る。

だから街撮りを楽しむ時などは、ごちゃごちゃアタマで考えずに、カメラ任せでシャッターを押すのも臨場感があっていい写真になることが多い。

 

ただSD15の場合は、最近のカメラではないし、条件が良くないと、まともに写ってくれない。

今回は動きモノで背景の距離や明るさがめまぐるしく変わるということで、AFのPモードで撮ってみた。

 

思っていた以上にいい感じに写っている。

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路地裏のグルメ

路地裏が残る町というだけで、ワクワクした気持ちになるのは私だけだろうか。

区画整理された都市では、路地裏というものが、ほとんど無くなってしまっている。

 

人通りの少ない路地裏に店を構える食べ物屋に、不味い店があるわけがない。

美味いからこそ潰れずに残っている。

そう思っている。

 

もっともそんな店に足を運ぶのは、かなりの勇気が必要だ。

今回も写真を撮っただけで、店には入らずじまいだった。

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ささやきの小径にて

奈良公園というと鹿のいる通りに面した場所を想像する人が多いでしょう。

けれど春日神社の南から志賀直哉旧居に通じる森を通る道もあるんです。

その道は鹿も人も少なく、起伏もほぼ無い、未舗装の道です。

 

手入れもほぼされていない風な道は、自然を撮るには面白いところで、今回はそこで木漏れ陽に照らされた木の根にスポットを当ててみました。

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